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囲碁の雑学クイズ その3


問40 名誉名人を名乗ることができるのは、小林名誉名人と2016年の60歳の誕生日から名乗れる趙治勲25世本因坊だけです。この二人の対決が2015年9月2日に行われました。どちらが勝ったでしょうか。

 

 

答40 小林名誉名人が白番1目半勝ちでした。井山名人と高尾天元の40期七番勝負開幕を記念した勝負でした。

 

 

問39 織田信長が本能寺の変で殺害される数時間前、京都の寂光寺の住職の本因坊算砂が信長の前で囲碁を打っていましたが、その時ある不吉な結果となりお開きになったとのことです。これは信長の殺害を暗示していたと、2015年9月7日夜7時からテレビ朝日で放映の「ぶっちゃけ寺」で言っていました。どんな不吉な結果となったのでしょうか。

 

 

答39 「三劫」です。永遠に勝負がつかないので、現在では無勝負となっています。実際のプロの対戦でも生じており、現在では別に不吉ではありません。その時使った碁盤が、寂光寺に残っているとして映されていましたが、教えに行くときに持っていく携帯用なので、台の部分は取り外しができ、折り畳む形になっていました。また豊臣秀吉や徳川家康に教えに行った時も使った、とも言っていました。なお三劫となる確率は1/9,000だそうです。

 

 

問38 日本には囲碁のプロ棋士は何人いるでしょうか。

 

 

答38 450人を超えるプロ棋士がいるそうです。問37と同じ朝日新聞の2015年9月3日の朝刊の「いちから わかる!」欄に出ていました。なお日本棋院の雑誌「碁ワールド」(2015年9月号)に載っているプロ棋士の名簿の人数は329人でした。

 

 

問37 朝日新聞朝刊の2面には毎日「いちから わかる!」の欄がありますが、2015年9月3日は「囲碁の名人戦きょうから始まるね」でした。その欄の表には、囲碁名人の通算獲得回数が書かれていましたが、最高は9回でした。誰でしょうか。

 

 

答37 趙治勲氏でした。1980~84年は5連覇もしていました。つぎは林海峰氏と小林光一氏の8回で、小林氏は1986~94年まで7連覇していました。なお井山氏はまだ4回です。碁の関連のことがもっと載るとよいのですが。

 

 

問36 2015年8月23日アマチュア囲碁の日本一を決める「第61回全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会」(毎日新聞社・日本棋院主催、関西棋院後援、アフラック特別協賛、スターツグループ・滝久雄<ぐるなび創業者>協賛)で優勝したのは、神奈川代表の芝野龍之介さんでした。史上最年少でしたが何歳だったでしょうか。

 

 

答36 17歳でした。東大付属中等教育学校6年です。なお決勝の相手は埼玉代表の林隆羽(りょう)君(15)さいたま市立大谷場中3年でした。どちらが勝っても最年少の誕生でした。

 

 

問35 2014年12月13日の朝日新聞のb版に、囲碁将棋をやっていますか?との問いが載っていましたが、「はい」と答えた人は何%だったでしょうか。又その理由で最も多かったのはどのような理由でしょうか。

 

 

答35 11%しかありませんでした。その理由は、「頭の体操になる」が最も多く、「いくつになっても楽しめる」、「いい暇つぶし」、が続きます。ただ囲碁と将棋どちらをしますかの問いに、将棋が48%に対し、囲碁が38%しかいないことが残念でした。なお両方ともがは14%でした。

 

 

問34 朝日新聞朝刊には、小学生向けの「質問!ドラえもん」のコーナが毎日一面右下に掲載されていますが、2015年8月15日は小学校4年生が囲碁の碁石関係の質問をしていました。どのような内容だったでしょうか。

 

 

答34 ”囲碁の黒石と白石は、すこし大きさがちがうよ。どうしてかな。”でした。答は、”見た目の大きさを同じにするため”と書かれていました。解説では、”黒石よりも白石は直径が0.3㍉小さい。白い色にはじっさいより大きく見えるという特徴がある。目の錯覚を使って同じ大きさに見せているんだ。”とありました。小学生でよく気付いたと思います。なおこのホームページの「囲碁の豆知識」の9に碁石の詳細が載っていますので参照してください。

 

 

問33 2015年8月6日あるプロ棋士が公式戦1,400勝を達成しました。日本囲碁界では2人目です。その棋士は誰でしょうか。

 

 

答33 林海峰名誉天元(73歳)です。棋聖戦予選で武宮正樹9段に白番で半目勝ちで達成しました。1,400勝889敗1持碁2無勝負です。73歳でもプロとして勝負ができることに驚きです。無勝負とは何かについては、囲碁の豆知識に載せました。なお歴代最多勝は趙治勲25世本因坊(59歳)の1,463勝です。8月7日の朝日新聞朝刊に載っていました。

 

 

問32 20代30代の若者に、囲碁を普及する目的で、年1回ですがフリーペーパーが出ています。それは何というタイトルの雑誌でしょうか。

 

 

答32 フリーペーパー『碁的』で、「IGO AMIGO」によって発行されています。2015年7月1日にVOL7が5万部発行されました。特集は「囲碁で、世界が変わる」でした。表紙は若者向きですね。なお2015年8月2日昼12時からのEテレで放映の「囲碁フォーカス」で、その内容と取材状況などが取り上げられていました。これで初めてこのフリーペーパーを知りました。郵貯銀行などで入手可能です。

 

問31 2015年6月23日、日本棋院の新役員が決まりましたが、その中で評議員にある俳優が再選されました。それは誰でしょうか。

 

 

答31 辰巳琢朗氏です。辰巳氏は、囲碁の実力は2~3級ぐらいだそうですが、碁の東京オリンピック正式種目化を目指しているそうです。実現すると良いのですが。

 

 

問30 昨年100歳で亡くなられた故呉清源九段が、2015年7月21日に開かれたの囲碁殿堂表彰委員会で、殿堂入りが決まりました。何人目でしょうか。

 

 

答30 18人目です。故呉清源九段は中国福建省の生まれで、14歳で来日、中央の勢力を重視する現代碁の「新布石」を考案しました。

 

問29 2015年7月に開かれた第10回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会で、千葉県代表は日野大地さん25歳でしたが、彼の成績はどうだったでしょうか。

 

 

答29 第3回戦で、和歌山県代表に中押し負けでした。目標だったベストエイトにはあと一歩でした。朝日新聞には、本人の感想として「対局の序盤は、人間では正解がわからないのではないかと思うほど奥深い場面がたくさんある。そこを自分の感性で打っていくのが楽しい。」と載っていましたが、よい言葉だと思います。その時の優勝者は、招待選手の大表拓都さん(19歳)で、アマ名人となりました。

 

  

問28 第10回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会が2015年7月19,20日に、地方大会を勝ち抜いた49名と招待選手14名の63人が全国から参加して開かれまました。参加者の最年少と最年長はそれぞれ何歳だったでしょうか。

 

 

答28 最年少はただ一人の中学生13歳の藤本喬也君(群馬県)で、最年長は89歳の平田博則氏(招待)です。約7倍の差です。名人位は前回優勝者の洪奭義(ホンソッギ)氏が7月にプロのなったことにより、空位となっていましたが、7月21日大表拓都さん(19歳)がなりました。

 

 

問27 「ムツゴロウさん」の愛称でおなじみの畑正憲さんは、アマチュアですが囲碁の段位を持っています。何段でしょうか。

 

 

答27 アマチュア五段です。タレント等の囲碁段位取得状況をインターネットで調べましたが、畑さんしかわかりませんでした。 

 

 

問26 2015年6月7日から10日まで、タイのバンコックで、57か国が参加して「第36回世界アマチュア囲碁選手権戦」が行われました。各国1人の代表が出場するのですが、日本は優勝できませんでした。何位だったでしょうか。又優勝はどこの国だったでしょうか。

 

 

答26 3度目の優勝を目指した平岡聡選手(44歳)は、5勝3敗で5位に終わりました。優勝は韓国の19歳の青年で、8戦全勝でした。それにしても参加国が多いのに驚きです。

 

 

問25 2015年6月10日の朝日新聞2面の「ひと」の欄に写真入りで、あるプロ棋士が載っていました。誰でしょうか。

 

 

答25 今年「試験碁」に合格して、7月に関西棋院のプロ棋士になる洪奭義(ほんそっぎ)さん28歳です。4年前に韓国から日本語を学ぶために来て、通訳や旅行会社に就くことを考えていたそうです。この秋タイ人と結婚するのですが、囲碁を通じて知り合ったとのことでした。トリプルでおめでとうございます。

 

 

問24 2015年6月6日の朝日新聞朝刊の声欄に、滋賀県の会社員からの投稿が載っていました。タイトルは「囲碁○位 息子よ悔しさ糧に」でしたが、〇に入る数字はいくつでしょうか。

 

 

答24 3位です。小学校4年の息子さんが、第36回朝日少年少女囲碁名人戦滋賀県大会で2位までが全国大会への出場権が得られるのだが、惜しくも3位となった事からの投稿でした。幼稚園のころから囲碁に興味を持ち始め、小学1年からは週1回囲碁教室に通うようになったとのことでした。このようなところに囲碁のことがしかも小学生のことが載っているのは初めて見ました。

 

 

問23 街並みを表現するのに、囲碁関係の言葉がつかわれています。それはどのような表現でしょうか。

 

 

答23 「碁盤の目」です。「将棋盤の目」「チェス盤の目」「オセロ盤の目」でないのは、ごろの問題なのでしょうか?

 

 

問22 将棋が語源の「王手がかかる」など、一般に使われる言葉で囲碁が語源の用語があります。何があるでしょうか。

 

 

答22 「一目を置く」です。これは2015年5月23日の朝日新聞朝刊のbe版の「言葉の食感」の「ルーツをたどる」のなかに、「一目を置く」から始まる文章で書かれていました。最も多いのが「押しの一手」など相撲からの語源だそうです。なお最後の方に、「駄目」も書かれていました。

 

 

問21 2015年5月22日の朝日新聞朝刊に「特派員メモ」欄がありますが、そのタイトルは、「○○○海で囲碁を」でした。何という海でしょうか。「特派員メモ」ですからもちろん外国です。三文字です。

 

 

答21 カリブ海です。場所はキューバの首都ハバナにあるスポーツ施設内の「碁会所」です。キューバで囲碁はスポーツ庁が認定し、普及を支援している「競技」で、週3回、正式科目として教える小学校もあるとのことです。日本人から囲碁を教わり、連盟を創立したのが1993年。登録人口は2千人を超え、有段者も約40人にまで増えたそうです。朝日新聞デジタルから。なお、7月25日の読売新聞朝刊にも同様の記事が載っていました。