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囲碁の雑学クイズ その6

問100 2017年1月12日の朝日新聞に、「囲碁界も〇〇〇禁止」とのタイトルの記事がありました。〇〇〇には何が入るでしょうか。

 

 

答100 当然「スマホ」です。11日日本棋院では、対局中にスマホなどの電子機器の使用を禁ずる対局規定を新設したことが載っていました。昨年秋将棋界で持ち上がったスマホの不正利用問題を受けています。ちなみに「タバコ」も対戦中は以前より禁止されています。

 


問99 ある新聞の夕刊に、「四十路の碁」と言う題で、2016年10月2日から12月28日まで60回にわたって、主に囲碁のルールをやさしく解説していました。何という新聞でしょうか。右の画像は第1回の記事の一部です。

 

 

答99 東京新聞です。副題に「入門記者の初歩講座」で、1年前には囲碁のルールも知らなかった記者が、初心者ならではの視点でやさしく、ルールをエピソードも交えて解説しています。最後は、宇宙流の武宮さんの「悩むのはプロの仕事、皆さんは楽しむことを忘れないで」と言う言葉で結んでいます。なお全編は、金原さんが所有しています。

 

 

問98 2017年1月8日、Eテレの「囲碁ジャーナル」のあとに、柳家さん喬師匠による落語「笠碁」の放映がありました。筋としては、町のご隠居さん二人が囲碁を打っているときに片方が”待った”をしたが、相手は認めなくて仲たがいしました。その後仲直りして碁を打ちながらの会話が落ちとなっていました。どのような落ちだったでしょうか。

 

 

答98 また片方が”待った”をしましたが、お互いに年なので後がないため「”待った”無し」と言うのが落ちです。落語の途中には、傍目八目、へぼ、ザル、”碁がたきは 憎さも憎し なつかしし”などの言葉も出てきました。なお「笠」は、仲直りに行くのに笠がないので、編み笠をかぶっていくことから来ています。

 

 

問97 わざと負けるなど不正なことを「八百長」と言いますが、この言葉の語源は囲碁に関係しているとのことです。どのような事から来ているのでしょうか。

 

 

答97 ウィキペディアによると、明治時代の八百屋の店主「長兵衛」通称「八百長」に由来しています。長兵衛は大相撲の年寄の伊勢ノ海五太夫と囲碁仲間で、囲碁の実力は長兵衛が勝っていたが、八百屋の商品を買ってもらうためわざと負けていました。その後回向院近くの碁会所開きで、本因坊秀元と互角の戦いをしたことで実力がわかった、とのことです。高尾名人のブログにも引用されていました。

 

 

問96 「囲碁の日」は、日本棋院、関西棋院、日本ペア碁協会の3団体が足並みをそろえて進めている日です。いつでしょうか。

 

 

答96 毎年1月5日です。ゴロ合わせから来ています。右の画像は日本棋院のホームページからですが、その日に「打ち始め式」として囲碁ファンとの交流イベントを開いています。2013年に制定されました。

 

 

問95 2016年12月24日の朝日新聞夕刊に、『謎の早打ち棋士「〇〇〇」突然ネットに』とのタイトルで、日本の囲碁ソフト「Deep  Zen  Go」と同じソフトを搭載する「Zen  19L」と11月29日及び12月1日囲碁サイトで対決し、3戦3勝したことが報じられていました。未知の囲碁ソフトと思われる〇〇〇にはどのような名前が入っていたでしょうか。またこのソフトの一手あたりの考慮時間はどのくらいだったでしょうか。

 

 

答95 「神の手」でした。正式名は「God  Moves(ゴッド  ムーブス)」で、一手あたり平均5秒と高速のうち回しでした。一局目は普通の布石でしたが、二局目は天元から打ち、三局目は天元をはさんだ着点に1、2手を費やしたとのことです。まだなぞの「神の手」です。

 

 

問94 タレントの高田純次が案内役を務める「じゅん散歩」は毎週月曜から金曜日まで朝9時55分からテレビ朝日系で放映されています。2016年12月19日は東京の四谷でしたが、その中で大久保碁盤店に入って碁盤等を見ている場面がありました。画像の碁盤は、屋久島のカヤ製で政目がきれいなもので、ここでは非売品だったのですが、他の店で売られた同じカヤから作った碁盤の値段を言っていました。ほんとかなと思うような値段でしたが、いくらだったでしょうか。

 

 

答94 2000万円でした。石の打った音が違い、疲れもないとは思うのですが、見るだけで十分です。

 

 

問93 毎週月曜日の朝日新聞朝刊に、フクロウの絵でおなじみの「いちから わかる」の欄があります。2016年12月19日は「囲碁の和製人工知能 人間に負けたって」とのタイトルで、囲碁のコンピュータソフトが解説されていました。その中で、研究者は「AIの思考の〇〇〇が課題」と結んでいました。〇〇〇にはどのような言葉が入るでしょうか。

 

 

答93 「可視化」です。「Deep Zen Go」と対決し、2勝1敗で勝ち越した趙治勲名誉名人の「人間に考え付かない手を打つ」と言っており、なぜいい手なのか説明できないからです。

 

 

問92 右の画像は2016年12月に第10話である最終回が放映されたあるテレビドラマです。最後に小さくですが「協力 日本棋院」が毎回出ていました。何というドラマでしょうか。

 

 

 

 

答92 毎週日曜日夜9時からTBS系で放映されていた織田雄二主演の「IQ246」です。主人公が解決のストーリーを思いつくときに、右の画像のような碁盤の上で棋譜が広がって表示されるほか、棋譜が並べられた碁盤がさりげなく映っていました。なお右の画像の場面は、10話すべてで出てきており、最後に協力日本棋院もすべて(たぶん)出ていました。

 

 

 

問91 右の画像は、2016年12月11日NHKのEテレの昼に放映の「囲碁フォーカス」からの画像ですが、下坂美織二段が指差している穴の開いたものが積まれているゴミみたいなものは何でしょうか。

 

 

答91 那智黒石の基を取った残りです。2㎝ほどの薄く丸い盤上のものが取りだされた残骸です。取りだしたものを磨いて黒石にします。和歌山県熊野市で取れる粘板岩から作り出されています。番組に出ていた三村八段も、囲碁をたずさわって40年になるが初めて見たと言っていました。

 

 

問90 井山棋聖が7冠から6冠になりましたが、この7冠のうち会場が公募されているのはどの勝負でしょうか。

 

 

答90 名人戦と棋聖戦です。名人戦はかなり前から公募されていましたが、棋聖戦は、2017年1月から行われる勝負から行われることとなりました。

 

 

問89 毎週月曜夜6時56分からテレビ東京系で放映されている「youは何しに日本へ?」の2016年11月14日放映で、日本棋院の建物とあるイベントが映されていました。どのような放映だったでしょうか。

 

 

答89 夜6時56分からの「youは何しに日本へ」の番組で、日本棋院の10日間のサマーキャンプ(正式には『サマーGOキャンプ』)です。放映は、これに参加するために来日したアメリカ在住のイギリス人に」密着し、囲碁の奥深さ等を体験していく内容でした。その中で、市谷の日本棋院の外観と中が映し出され、初日のエドモンド九段の講義等が映されていました。

 

 

問88 2016年11月9日の夜7時のNHKニュースで、日本の最強囲碁ソフト「Deep Zen Go」が今月、初めてプロ棋士と互先で3番勝負を行うことが放映されていました。誰とでしょうか。

 

 

答88 今年60歳を迎えて、名誉名人となることができた趙治勲名誉名人です。画像の真ん中に写っています。「Deep Zen Go」は今年3月からニコニコ動画を運営する「ドワンゴ」によって開発がすすめられていた囲碁ソフトです。グーグル傘下の英国グーグル・ディープマインド社が開発した「アルファ碁」に対抗して作られました。

 11月20日は趙治勲、21日は「Deep Zen GO』、23日は趙治勲が勝ち、最強囲碁ソフトは1勝2敗で破れてしまいました。23日の朝日新聞には、井山棋聖の話として、「・・・今後とてつもないレベルになると付いていけないかもしれない。」とありました。問66参照

 

 

 

問87 朝日新聞夕刊に、ほぼ毎週月曜日に「凄腕つとめにん」のページがあり、2016年10月17日は「削り出すハマグリ碁石」のタイトルで、黒木碁石店(現ミツイシ)で30年碁石つくりを行っている那須記男さんの話が出ていました。碁石の一大産地にあるこの店はどこにあるのでしょうか。また従業員3名でハマグリ碁石を年間50万個以上作っていると書かれていましたが、今はどこの産のハマグリを使っていると書かれていたでしょうか。

 

 

答87 宮崎県日向市にあり、かつては国産のハマグリでしたが、今はメキシコ産が主です。碁石市場は1980年代がピークで、縮小してきていますが、近年は中国や米国などから需要も増え、フル生産が続いているとのことです。

 

 

問86 2016年10月8日の朝日新聞朝刊に、「囲碁・将棋名人戦の服装は?」とのタイトルで、囲碁名人戦ではスーツ、将棋では和装なのは何か決まりがあるのか、との質問に、「将棋は和装が多め、規定はなし」との答えでした。ではなぜ囲碁はスーツが多いのかと述べているでしょうか。

 

 

答86 囲碁でも昭和初期までは一様に和装でしたが、戦後スーツにネクタイが主流となっています。これは囲碁が国際的なゲームという面があるとしています。

 

 

問85 2016年9月25日13時15分から、NTVで、究極の外国人日本知識王決定戦「King of JAPAN」という厚切りジェーソンやパックンなど日本を愛する外国人7人が、日本に関する難問を答えるクイズ番組がありました。その中で、囲碁に関する問題が1問出ましたがどのような問題だったでしょうか。

 

 

答85 「史上初 同時七冠達成した囲碁のプロ棋士は?」という問題で、ほとんどの回答者がすぐ押していましたが、タイのワロドム・ジアムサクンが、「井山裕太」とフルネイムで答えていました。

 

 

問84 テレビ朝日の毎週土曜日夜6時から放映の「人生の楽園」で、2016年8月27日は「碁石」という集落での「絶景の海 伝承料理のレストラン」に関するの話でした。どこの都道府県での話だったでしょうか。

 

 

答84 新潟県の山形県境に近い村上市「碁石」という集落です。「碁石」という地名であることのほか、海岸では碁石に似た黒石と白石が見つかることから「碁石海岸」という、との説明もありました。ただ「碁石海岸」は地理院地図には載っていませんでしたが、グーグルやヤフーの地図に、碁石海水浴場は載っていました。近くに「碁石川」が流れています。地図をクリックするとこの付近の地理院地図が表示されます。なお「碁石」という地名は他に3か所あり、「囲碁の関連した地名」のページに載っています。

 

 

問83 日本棋院から毎年フリーペーパー「GOTEKI」が7月に配布されていますが、2016年のVOL8では、”合コンに必要なことは、すべて「囲碁の格言」が教えてくれる”のページがありました。3つの格言が載っていましたが、どのような格言が載っていたでしょうか。

 

 

答83 「強い石に近づくな」、「大場より急場」、「攻めは分断にあり」の3つでした。なんとなくわかると思いますが、詳しくは「碁的」VOL8を参照してください。日本棋院のホームページからPDFでダウンロードできます。8月7日のNHKでの「囲碁フォーカス」で、その作成過程も放映されていましたが、今回の主題は、囲碁を知らない人向けで、すそ野を広げることも目的としていました。

 

 

問82 台湾出身の女流囲碁棋士、謝依旻(しぇいいみん)さんは、2016年7月17日に女流5冠、女流囲碁界の全タイトルを制覇しました。その全タイトルとは何でしょうか

 

 

 答82 女流本因坊、女流名人、女流棋聖、会津中央病院杯 扇興杯女流最強位の5冠です。とりわけ女流名人は9連覇、女流棋聖は4連覇しています。なお扇興杯女流最強位は、今年創設されたタイトルで、7月17日向井千瑛五段を制して獲得しました。

10月25日、女流本因坊は、藤沢里奈さんに奪われ、4冠となりました。

 

 

 

問81 東日本大震災を伝えるとして、毎月11日の朝日新聞夕刊に「おらほのまち」が連載されてきていますが、2016年7月15日(多分参議院選挙の関係で掲載がずれた)は、岩手県大船渡市の「碁石海岸」でした。そのタイトルは、「津波に負けない〇〇〇一面」でした。〇〇〇にはどのような植物が入るでしょうか。 

 

 

答81 ツバキです。陸前高田市の「奇跡の一本松」と同様、津波にのみこまれても残った北限のツバキと呼ばれる大船渡市の「気仙椿」です。これを使って浸水跡地を真っ赤なツバキで彩る「レッドカーペット・プロジェクト」が進んでいることが記事となっていました。今年の冬には一面赤く彩られるとのことです。なお樹齢1400年の「三面椿」で知られる熊野神社の記述もありましたが、この神社が今年から通称が「囲碁神社」となったとの説明はありませんでした。また碁石海岸については、三陸海岸を代表する景勝地としか説明がありませんでしが、最寄りの駅が、「碁石海岸口駅」であることと、近くの博物館の名称が、「世界の椿館・碁石」という名前であることの記載はありました。地図をクリックすると、この周辺の地理院地図が表示されます。