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囲碁の雑学クイズ その8


問140 毎週木曜日の朝日新聞夕刊には、「古都ものがたり 京都」が連載されていますが、2018年11月22日は、『プロ囲碁棋士・〇〇〇〇と「哲学の道」』でした。哲学者の西田幾多郎らが思案にふけった小道を自転車で通ると、自然と心が落ち着き、前向きになれたそうです。医師免許をもった棋士ですが、誰でしょうか。

 

 

答140 坂井秀至(ひでゆき)八段です。1973年生まれの45歳で、医師の国家試験合格後の2001年、28歳でプロ棋士に転身しました。アマチュア時代から今まで、囲碁を趣味と思ったことは一度もない、とのことです。なお哲学の道は、京都・東山のふもと、熊野若王子神社から銀閣寺に至る「琵琶湖疏水」沿いにある小道です。画像をクリックすると、「哲学の道」の場所の地理院地図が開きます。画像は朝日新聞デジタルから 

 

 


問139 2018年11月22日の朝日新聞朝刊に、井山棋聖と謝女流本因坊の写真をもととした1面広告があり、タイトルは「〇〇〇〇〇が支える頭脳の総力戦」で、両者がその広告物を使っていることの対談も載っていました。何の広告で、〇〇〇〇〇にはどのような言葉が入っていたでしょうか。

 

 

答139 マニフレックスという寝具のCMでした。タイトルは、「深い眠りが支える頭脳の総力戦」でした。(株)フラグスポートから出されているとのことです。


問138 目に良いとされる「グリーン碁石」が販売されています。誰の考案だったでしょうか。画像は高知市にある前川榧碁盤店のホームページから

答138 作家の夏樹静子さんです。前川榧碁盤店のホームページには、”私はまだほんの初心者ですが、碁を心から愛するものでございます。ところが最近、目の疲れや痛みをおぼえ、碁が楽しめなくなってしまいました。眼科医のお話では、碁石や楽譜など白黒のコントラストの強いものを長く見ていると、特に目が疲れやすく、反対に緑は目を休めてくれるそうです。そこでこのグリーン碁石をつくることを思い立ちました。これで打ちますと、やはりずいぶん目に優しく、疲労も少ないように感じられます。私と同様、碁は好きだが目が疲れて困るとおっしゃる方に、少しでもお役にたてちぇいただければ幸いに存じます。”とありました。

 

 


問137 テレビ朝日で平日朝放映されている「じゅん散歩」は、タレントの高田純次が各地を散歩して紹介している番組ですが、2018年9月4日は東京の市ヶ谷で、「日本棋院」を訪ねるところがありました。その中で、日本棋院がなぜ五番町に設置されたと言っていたでしょうか。また木部二段(23)が囲碁に興味を持ったきっかけは何といっていたでしょうか。

 

 

答137 なぜ五番町に設置されたのかは、五番町と碁盤をかけたと言っていました。また木部女流プロは、「ヒカルの碁」に影響されたと言っていました。


 

問135 読売新聞に、「HONライン倶楽部」のページがあり、2018年8月26日朝刊は、「囲碁将棋 どっち派?」でした。読者の投稿では圧倒的に将棋派が勝っていたとのことですが、その中で囲碁で挙げられていた本は5冊ありましたが、何だったでしょうか。

 

 

答135 川端康成の「名人」、ほったゆみ原作小幡健漫画の「ヒカルの碁」、新井素子の「素子の碁」、大橋拓文の「囲碁AI時代の新布石法」、宮内悠介の「盤上の夜」の5冊でした。 


 

問134 2018年7月26日の日刊スポーツに、ある放送局で、6歳から囲碁を始め、高校時代には「全国高校囲碁選手権」で優勝し、もともとは女流棋士を目指していたという新人アナがデビューしたことが報じられていることを、日本棋院のホームページに載っていました。どこの放送局でしょうか。

答134 大阪の毎日放送(MBS)でした。名前は辻沙穂里アナで、4か月の研修を終え、初仕事として、数日前日本一長いことで知られる大阪の天神橋筋商店街でロケを行なったとのことです。なお彼女は、「これまで説いた詰碁は3万題を超える」と言っています。

 

 


問133 囲碁の学生十傑戦(朝日新聞・全日本学生囲碁連盟主催)などが開かれている右の画像の京都の家はどこでしょうか。2018年7月26日の朝日新聞夕刊の「古都ものがたり」京都の欄に書かれていました。朝日新聞デジタルから

 

 

答133 日本棋院京都本部のある「藤田塾」です。京都大学吉田キャンパス南側の通りをはさんでひっそりと立つ一軒の京町家です。戦後、連盟の立役者となった藤田梧郎八段が、ここを拠点として学生碁界の発展に尽くしたそうです。なおここは、女性棋士の草分けの一人、吉田操子七段が、1925年に自宅を開放して設けた「吉田塾」が前身です。今でも女性の育成にも努められています。

 

 


問132 右の画像はある有名な歴史的建造物にある囲碁を指している彫刻です。どこにある何というにある建物でしょうか。

 

 

 

 

 

 

答132 日光東照宮の陽明門にあるそうです。見たことはないので、今度行った時に探してみます。

 

 


問131 毎週月曜日夜6時55分からテレビ東京で放映の「YOUは何しに日本へ」で、2018年6月24日は”仕事以外はずっと囲碁をやるよ!”としたフランス人が放映されていました。彼は1年間こちらで仕事をしながら囲碁を打つと言っていましたが、仕事は何で、なぜ日本で囲碁を打つと言っていたでしょうか。

 

 

答131 フランス語の教師をしながら打つと言っていました。アマチュア4段ともなるとフランスでは対等に打てる人がいなく、もっぱらネットで打つこととなっていました。以前日本に来て打った対局が楽しくて、1年間の予定で来日したそうです。早速大阪の囲碁サロンで4局打っていました。

 

 

 


問130 2018年5月18日の朝日新聞朝刊の天声人語の欄に、坂口安吾氏の「文人囲碁会」の文章の紹介で、文士も囲碁となると上品ではいられなくなることが紹介されていました。川端康成は、「〇〇派で、全くお行儀が悪い」、哲学者の三木清は「乱暴そのものの組み打ちみたいな喧嘩碁で、凡そ□□□□□□と縁がない」としていました。〇〇と□□□□□□にはどのような言葉が入っていたでしょうか。またとりわけ喧嘩好きと評されていたのは誰でしょうか。

 

答130 〇〇は腕力、□□□□□□はアカデミズムでした。またとりわけ喧嘩好きは、詩人の三好達治でした。「何でも構わずムリヤリ人の石を殺しにくる」そうです。

 

 


問129 2018年4月27日の朝日新聞夕刊に、昨年夏に行われた囲碁大会の写真が出ていました。この日に出ていた訳があるのですが、どのような囲碁大会で、なぜこの日に出ていたのでしょうか。

 

 

 

 

 

答129 新聞のタイトルは、「祖国の融和  願って」で、副題に、『ワンコリア囲碁20年超「涙出る」』で、この日の韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩労働党委員長との首脳会談を受けてでした。なおこのワンコイン大阪囲碁大会(問の写真の奥に書かれています)は、1994年に「碁盤上にまで38度線を持ち込みたくない」として、民団と朝鮮総連と協同で、第1回が開かれ、現在まで続いています。

 

 


問128 毎週月曜日フジテレビで放映の「神ギ問」で、2018年4月23日に”将棋のプロってすごく儲かるらしいけど、囲碁のプロはどうなの?”との神ギ問が放映されました。調査結果の中で、主な収入源は賞金、対局料、基本給と3種あり同じでしたが、中身は異なっていました。では賞金の最高額はそれぞれ何で、どちらが多かったでしょうか。また将棋では、対局料は3万から500万ほど、基本給は数万~100万ほどと言っていましたが、囲碁では詳細は示されませんでした。どのような表現で、どちらが多かったでしょうか。

 

 

答128 賞金の最高額は、将棋が竜王戦で4320万円、囲碁が棋聖戦で4500万円で、囲碁の方が180万円多いことが解りました。また囲碁の対局料は良い食事から数百万円ほど、基本給はデジカメ~大きなテレビ程と言っていました。すなわち対局料は下は将棋が多く、上は同じくらい、基本給は将棋の方が多い感じでした。

 

 


問127 2018年3月22日の朝日新聞夕刊の1面トップに、「難病の16歳  囲碁プロに」とのタイトルで、車いす生活の高校生が囲碁プロに合格したことが載っていました。何回目の試験で合格したのでしょうか。(画像は朝日新聞デジタルから 師匠の羽根直樹九段と)

 

 

答127 8回目でした。加藤千笑さんは、4年前から男女を問わない一般枠で4回、女性枠で3回落ち、今回の女性枠で、11戦全勝して合格しました。生まれつき骨が弱い「骨形成不全症】を抱えており、小5の頃「ヒカルの碁」を読んで、「好きな碁でやっていければいいな」と思うようになったそうです。4月から岐阜市の自宅と対局のある大阪を行き来する棋士生活が始まります。右手は骨折が重なったため左手で打っていますが、井山棋聖も空間把握能力が増すので左手で打っているそうで、そこも関係しているかも。

 

 


問126 2017年一年間の囲碁のプロの成績について、井山七冠は何勝何敗だったでしょうか。また①最も対戦成績の多かった棋士は、2番目は、3番目は、②最も勝ち数の多かった棋士は、③プロ棋士最年長の杉内寿子八段の成績は

 

 

答126 井山七冠は、42勝12敗でした。また①最も対戦成績の多かったのは芝野虎丸七段の66戦(53勝13敗)、2番目は一力遼八段の64戦(44勝20敗)、3番目は藤沢里奈三段の63戦(40勝23敗)で、②最も価値数の多かったのは芝野七段の53勝で、③杉内八段は16戦(3勝13敗)でした。なお井山七冠より対戦の多かったのは、上記のほか、許家元七段の56戦(45勝11敗)と謝依旻56戦(34勝22敗)でした。

 

 


問125 2018年1月1日の毎日新聞に、井山名人の記事が載っていました。タイトルは”〇〇と共存  成長続け”でした。〇〇にはどのような言葉が入っていたでしょうか。

 

答125 AIでした。昨年からAIがさすことの多い布石等がプロの対局に現れてきました。

 

 


問124 現役最高齢の囲碁棋士杉内雅男(すぎうち・まさお)九段が2017年11月21日、97歳で亡くなりました。この結果、現役棋士の最高齢の方は誰で、何歳でしょうか。

 

 

答124 奥さんの杉内寿子(かずこ)八段(90歳)です。2014年に通算600勝を挙げ、現在女流棋士最多勝記録保持者です。画像は日本棋院のホームページから

 

 

 

 


問123 毎週日曜日、NHKのEテレで放映の「囲碁フォーカス」で、2017年11月12日には「誰でも簡単!囲碁遊び!」のコーナがあり、五目並べなどいくつかの遊びが放映されました。その中で、武宮九段が”五目並べをやっていて二目をハサむと取られてしまう遊び”を紹介していました。何という遊びでしょうか。

 

 

答123 「二抜き」です。ルールは、基本は五目並べですが、途中で二つ並んだ石をハサむと取れ、10個取っても勝ちとなる遊びです。プロ棋士でも、対戦の待ち時間等に行っているそうです。

 

 

 

 


問122 毎週土曜夜9時から日本テレビで「嵐にしやがれ」が放映されていますが、2017年11月11日に井山7冠が出演し、囲碁由来の言葉を出題していました。「一目を置く」の他6つが出題されていましたが、何が出題されたでしょうか。

 

 

答122 「下手を打つ」、「駄目」、「大局観」、「布石」、「先手必勝」、「死活(問題)」でした。

 

 

 


問121 日本棋院市ヶ谷本院の入口を入ったところには、二人の胸像が飾ってあります。誰と誰でしょうか。

 

 

 

 

 

 

答121 手前の本因坊秀哉(ほんいんぼうしゅうさい)と向こう側の大倉喜七郎です。本因坊 秀哉は、明治から昭和にかけての囲碁の棋士で、家元本因坊家の二十一世で、終身名人制の最後の名人です。引退後に本因坊の名跡を日本棋院に譲渡し、選手権制の本因坊戦創設に導いたひとです。2008年囲碁殿堂入りしました。川端康成の『名人』でも知られています。大倉 喜七郎は、大倉財閥の2代目総帥で、1924年の日本棋院設立時には経済面で多大な援助を行い、

1946年まで日本棋院副総裁を務めて名誉総裁となっています。日本棋院ではその功績をたたえ、囲碁の普及、発展の功労者に贈る大倉喜七郎賞を1964年に創設しました。2006年には囲碁殿堂入りしています。